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2020.07.6|サロンブログ
こんにちは♪
クセ毛や毛量の多い方からよく聞く言葉です。
「髪の毛をすいてもすいてもすぐに量が増えちゃう。」 「なので多めにすいてください。」
これがあまりよくない場合もあります。
量をへらす時に使うハサミを「セニング」と呼びます。いわゆるすきばさみ。
普通のハサミと違って刃の部分に溝があり切れる部分と切れない部分をつくります。
この原理で量をとります。つまり毛束の何%かを短くしているということです。
そして、クセ毛の方が量がすぐ増えると感じるのは実際に毛量が増えている場合とクセ同士がぶつかってボリュームが出ている場合があります。
前者の場合は髪をすいて量をとることが必要です。
が、後者の場合はそうではありません!
初めて来店されたお客様と施術中お話をしていると
「いつも量がすぐふえちゃうので、がっつり量とってもらっています。」
っておっしゃる方がいるのですが、すでに毛先がスカスカでセニングを入れるのは危険な状態の方が多いです。
なぜならそんなに量が増えている訳ではないのに、毎回毎回すいていたら毛先はスカスカになりますし結果髪を伸ばしても厚みは出ず、
毛先を重くするために切らなくてはなりません。
生えてきた分のクセがぶつかってボリュームが出ている場合はそのクセをなくしてあげれば問題は解します。
実際カットする前に伸びてきた部分のクセをストレートパーマで伸ばしてドライしたらボリュームが気にならないって言うお客様がほとんどです。
ストレートパーマかけるほどのクセではない方でも髪のハリ・コシがしっかりある人は同じ原因で量が増えているように思える場合があります。
その場合はセニングではなく別の方法で量をとり、先がスカスカになるのも防ぎます
気になる方は担当の美容師に相談してくださいね!